牧田山 西光寺

住職 第十六世 瀬古和順

鈴鹿市平田本町2-7-20 TEL : 059-378-0953

もとは真言宗であったが、真慧上人が伊勢地巡教の際、住職・門徒ともに上人に帰依し、真宗高田派に転派した。

 

草庵の創設は文明十八年(1486年)で、門徒を集めた道場も、安政の大地震にて旧本堂が倒壊し、やむなく廃材をもって仮本堂を建立する。

 

しかし、仮本堂は風雨にさらされ、棟は下がり、柱は朽ち、御尊体を安置するには余りに勿体なく、宗祖聖人 御生誕八百年記念法要を迎えるに当り、昭和四十七年 現在の本堂を完成する。

 

天保年間 一時住職が途絶えたが、文久二年(1862年)真宗大谷派 因超寺より住職を迎え、第十二世 法教として当寺の中興の祖となる。

 

平成二十九年に第十五世 藤牧教照より第十六世 瀬古和順に住職を継承される。

 

※真宗高田派 宗務院 発行『高田の寺々』『寺院録 平成22年度8月改定』より参照